野地木材工業では、地元・熊野産の桧(檜)・杉を原料に、構造材から端柄材、下地材、造作材、床材まで、家を建てる上で必要な木材すべてを製材、乾燥、加工し販売しております。また、過去3年間に出荷したデータを基に生産計画を立て、部材ごとに適正在庫数を算出した上で、それらを半製品の状態で在庫させ、部材の増減に合わせた生産の方法をとっています。特殊な注文や大量の注文の場合でも、製品に合わせた原木を選別し、その時点での最短納期で納めることが可能です。
原木の仕入れ
地元熊野産の桧(檜)と杉を、原木市場もしくは素材業者から仕入れた丸太を仕分け、選別し必要数を貯木場から製材工場へ入れます。
〈直接仕入れ〉
素材業者(原木の切り出しをする業者)から良質の原木を仕入れる。
〈原木市場〉
原木市場で競りに参加し、仕入れる。


製材
皮を剥いた原木をカットします。当社には「ツインバンド製材機」と「送材車付帯鋸盤」があり、木材の付加価値優先、もしくは生産性優先を考慮して製材機を選択し、原木を投入します。製材をする上で難しいのが、丸太1本すべてを売る点であり、各工程の職人が現在の在庫状況や売れ筋状況をの情報共有することで、余ってくる製品がでないように各人が考えて製材するように心がけています。
[ 送材車付帯鋸盤 ]
[ ツインバンド製材機 ]
乾燥
製材した原木(原板)を乾燥機で乾燥させます。乾燥の良し悪しで製品の品質が決まる重要な工程です。当社では、超多品種な製品の高品質乾燥材の生産を行うために、構造材、造作材等、製品に適した乾燥方法を選択しこれまでの経験とデータに基づいた乾燥を行っています。燃料は、木屑ボイラーを利用することで化石燃料の使用を極力減らし、CO2の排出を防いでいます。
[ 木屑ボイラー ]
[ 蒸気式高温乾燥機 ]
[ 蒸気式中温乾燥機 ]
〈板材の乾燥行程〉

- 製材し桟積みされた木材をスピドラにて予備乾燥し、乾きやすくなる状態を作ります。
- スピドラ後、1~2ヶ月ほど天然乾燥を行い、材の含水率のムラをとります。
- 蒸気式中温乾燥機にて、寸法と木材に合わしたプログラムで乾燥させます。
- 乾燥機から出庫したら、2週間ほど養生し、1次加工工程へ進みます。
〈構造材の乾燥行程〉
- 製材し、桟積みされた木材を寸法別に仕分けた後、1~2ヶ月ほど水に浸します。
この工程時に、木材の油脂や樹液等を洗い流すことで、色ムラや含水率のムラの少ない製品に仕上がります。 - 蒸気式高温乾燥機にて、ドライングセットを行い材を表面硬化させて、表面ワレの防止を行います。ドライングセット後、内部ワレと材の色が黒ずむのを防ぐために、中温状態で乾燥させ、含水率30~40%前後まで落とします。
- 乾燥機から出庫させ、3ヶ月~1年ほど天然乾燥を行います。乾燥機だけで乾燥させようとすると、内部にワレが生じたり、乾燥ムラが多くなるので、天日でじっくり寝かす時間が重要になります。
- 木材のワレや、等級、乾燥具合、節の程度などを吟味して選別し、1本ずつIDタグを貼り付けてコンピューターにて管理。即納できる体制を整えております。

加工
お客様の様々な希望に対応すべく、1丁1丁選別しながら加工を施していきます。野地木材工業の加工には製造ラインは不要です。多種多様な加工を、必要な時に必要な分しか加工いたしません。お客様が何を望んでいるかを考え、木の性質を見極め、いつ使うのか、どこに使うのかどのように使うのかを常に考えながら、人の手により丁寧に加工を施していきます。

《モルダー加工》
様々な加工をコンマ単位で加工いたします。







リングバーカー
皮剥き 









