木が持つ表情の豊かさや
心地よさを知ってもらいたい
営業課 設計部門 濱田 直子 (一級建築士)

野地木材工業としてなぜ設計部門を設立したのでしょうか?
設計部門があることで、野地木材工業のお客様である工務店様、
設計会社様などの建築会社様に、ただ建材としての木材を販売するだけではなく、
家づくりのために最善の木材の使い方を提案することも可能になり、
それが野地木材工業の付加価値になると考えています。
元々、名古屋で設計の仕事をしていましたが、結婚を期に熊野にくることになりました。
当時は設計を考える際、木材の見せ方などはあまり気にしていませんでした。
正直、木はどれも同じだと思っていましたが、野地木材工業で勤務するようになり、
木の使い方で印象や暮らしがこれほど違ってくることに驚きました。
そこで、木が持つ表情の豊かさや心地よさを設計士の方をはじめ、
工務店様や建築会社様にもっと知っていただくための提案ができるように設計部門を設立しました。
また、地元の大工さんたちと連携しながら、熊野の人たちにも
地元の木でつくった木の家の素晴らしさをもっと知ってもらいたいと思ったことも
設計部門を設立したきっかけですね。


熊野に移り住んでみてどうですか?
はじめは単純にすごいところにきてしまったなと。(笑)
でも、やはりこの神々しい山々と雄大で美しい海に囲まれた
大自然の中で暮らすことの豊かさに気づいた時、熊野にきてよかったと。
今では子供も生まれ、子育てするにはとてもいい環境だと思っていますし、何より熊野の人たちが好きです。
また、熊野で家を建てたのですが、地域にあった家づくりがあるのだと再認識することができ、
お客様に対しても、そういった想いも含め、木の使い方をご提案できるようになりました。
