野地木材工業株式会社

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スタッフブログ

いざ、日本の家展へ!

お盆休み、皆様は満喫されたでしょうか?
私はいつものように東京へ帰省。その際に念願でした、東京国立近代美術館で開催中の「日本の家展」を見に行って来ました。

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このイベントは、「1945年以降の建築と暮らし」をテーマに、日本の建築家による住宅の模型、写真や映像、中には手書きのスケッチや図面など貴重な資料が多く展示されていて、見所がたくさん!
東京で設計の仕事をしている友人と一緒に行ったので、色々と建築のレクチャーを受けながら見学できました。

そして今回、会場内に展示されている清家清氏設計「斎藤助教授の家」の原寸大模型に弊社の製品、杉の外壁材、軒天材、内部壁板、鴨居、敷居、ガラリ、桧の簀の子などを納めさせていただきました。

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実際に中にも入ることができ、この空間をたっぷりと堪能。
写真がぼけていて分かりづらいのですが、内壁はなるべく白身で揃えたいとのことでしたので、90巾の羽目板をご提案しました。
巾がせまいことから白身勝ちとなり、色が揃ってとてもきれいなのです。

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源平は源平の杉らしさがあり、また経年変化によってだんだんと色はそろっていきますが、こうした期間限定の展示物ですと、そういうわけにはいかないし、白身で揃えるとまた違った杉の魅力を感じます。

面白かったのが、内壁の木裏をそのまま現しにし、外側を本棚にしていました。
遠くから見たら小幅板を貼っているようで、楽しい発見!

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平行四辺形に加工したガラリ、溝を突き止め加工した鴨居(加工スタッフいわく、これが本当に大変だったみたいです!)など、、、
あー、あのとき加工してた部材がこう納まったんだなと、ムフフ。まじまじと見学してしまいました。

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他にも興味深い展示ばかりで、あっという間に3時間ほどたっていたかな(笑)

今回このお話を工務店様からいただいたときに、清家清氏の家を再現!という素敵なお仕事に、本当にワクワクしたのですが、イベント開始の日程に合わせるため大至急の納材。間に合うかどうか内心ヒヤヒヤでしたが、工務店様とも密にお打合せでき、事務所スタッフと工場スタッフの連携、がんばりで、なんとか納材!

工務店様からいただいた図面をもとに、設計の意図を読み取って出来上がりをイメージし、木材をいかに美しく見せるか。
このことをとことん考えました。

そして実際に完成された現物を見て、ほっとしたのと、材料がきちんと空間になじんでいたのを見て、鳥肌が立つくらい感動!
このような素晴らしいお仕事に携わることができ、本当に光栄でした。

ただ商品をつくるのではなく、密に作り手の方とコミュニケーションをとり、その建物にとって本当に適切な材料を納めることが私たちの役割だと、改めて実感したのでした。

10月29日まで開催されていますので、お近くにお住まいの方は、ぜひ見に行ってみてください。