野地木材工業株式会社

野地木材工業株式会社

小幅板風羽目板

和風でも洋風でもない、小幅板風

「桧をもっと気軽に使ってもらえたら」

STORY 1 / きっかけ

こんな風にできたら…をカタチに

野地木材の
こんな風にできたら

  • 桧の「和」のイメージが強すぎて、現代の住宅には使いづらい。
  • 和室以外でも使ってもらえるシーンが増やせたら…。

お客様の
こんな風にできたら

小幅の板を使ってみたい。でも材料費も張り手間もかかり、コストが高くなってしまう。何か良い方法はないか…。

STORY 2 / 相談・試作

イメージをリアルに。
お客様と私たちの共同作業

お客様のニーズをもとに考え、既存の桧の羽目板の表面にスリットを入れてみたらどうだろう?
というアイデアが生まれ、詳細のデザインを進めるにあたり、建築家の小谷和也様に相談しました。

小谷様が2018年に北欧に足を運んだ際、小径の樺や松が多い自然環境が小幅板や合板文化を育んだことを知り、今回の「小幅板風羽目板」のコンセプトにマッチするのではないかと考え、北欧の巨匠建築家、アルヴァ・アアルトが天井に使っている小幅板をオマージュしたデザインを提案していただきました。
アアルトが設計したマイレア邸やカレ邸の天井で細かくリズムを刻むその表情は、北欧建築が生む優しく深い質感の源のひとつであるのは間違いありません。

加工や施工手間を増やすことなくヒノキに質感を持たせたい。溝巾を変えたり、面取りの大きさを検討したり、何パターンも試作を重ねて【小幅板風羽目板】は生まれました。

イメージをリアルに。設計者と製材所の共同作業

STORY 3/ 完成

優しく深い、新しいシーン

いよいよ、小幅板風羽目板の使われた空間ができあがりました。
和っぽさをいい意味で抑えた、可愛らしい表情に。
小谷様から「今回は長手で目地を入れることにより、小幅感をしっかりと持たせた印象にしました。 実際に使ってみると大人しかった木目にリズムや動きが生まれるのが楽しく、溝加工のおかげか桧の香りも強く感じることができます。」との感想をいただきました。


今回のように長手方向に目地を入れるのか、一本もので通すのか、それとも乱張りにするのか。
張り方により空間の印象が変わることも、新たな発見でした。

そして、住まわれる時間とともに、飴色に変化していくのも桧の魅力。
年月とともに空間の味わいはだんだんと深まっていきます。

「桧の特性を活かした新しい見せ方」
「桧をもっと気軽に使ってもらえたら」

STORY 4 / 展開

生まれたカタチから、生まれるカタチ

お客様と製材所の「こんな風にできたら…」から生まれた小幅板風羽目板。

ある時、建築家の伊礼智様より、「今回は落ち着いた空間にしたい。何か良い方法はないか?」というご相談をいただき、塗装なども検討されていたところ、それならばと杉の赤身材でご提案し製作。空間にコクを与える、新たなカタチが生まれました。

お客様のイメージを納得がいくまで一緒に検討しながらカタチにしていく

製材所とダイレクトに繋がっているからこそできること。
素材のもつ魅力を活かしながら、様々な空間づくりのお手伝いに、これからも取り組んでいきたいと思います。
「こんな風にできたら…」とイメージされていること、また、小幅板風羽目板を使ってみたい、詳細を知りたい、
サンプルのご要望などございましたら、下記の問い合わせフォームからお問合せ下さい。

ー小幅板風羽目板 仕様ー
桧 ムジ・上小 巾100㎜ 厚み12㎜
杉 赤ムジ・上小 巾125㎜ 厚み12㎜