野地木材工業株式会社

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スタッフブログ

新入りレポ第4回:お花と木材(前編)「素材を活かす」

新入りレポ第4回です。

月に2回、仕事が終わってからお花の教室に通っています。
コロナ期間はお休みだったので、久しぶりのお稽古でした。

教室である先生のご自宅の玄関を開けると、その日に生けるお花がバケツに入っています。
ほとんどの花を知らない私は、花の名前を知るところからスタートします。

「まずは楽しむことが大事よ」と、先生は細かく指図することはなく、花と鋏を手にして悩む私を優しく見守りつつ、少しずつポイントを教えてくださります。

「今日のアガパンサスは、長く使うといいわよ。
このじめっとした季節に、スカッとさわやかなのがこの花の良さよね。
花も素敵だけど、この茎がいいわよね。」

今回の主役。アガパンサス。

今回の主役。アガパンサス。

素材を活かすことの大切さを教えて頂いているのだな、と感じます。
その花の良さを最大限に活かす。
そのためには、まずはその花をよく見ること。
そして良さに気づくこと。
その良さを最大限に引き出すために、高さ、位置、線の生かし方、空間の使い方を考える。
生ける器も大切で、生けた花をどこに置くかも大事。
見る高さ・アングルによっても、見え方が全然変わってくるからです。

アスターのお花。足元にさりげなく使うけど、アップで見るととてもかわいい

アスターのお花。足元にさりげなく使うけど、アップで見るととてもかわいい

面白いな、そういう意図を気づけるようになりたい、そんな意図をもってお花を生けられるようになりたいな、と思うと同時に、
これは製材のお仕事にも通ずることだな、とふと気づきました。
工場で製造している木の製品も、一つ一つに個性があります。

杉か桧か、節の板かムジの板か、源平(赤身と白太)か赤身か、さらに各々の木目の様子、、、
木の個性によって、板の見た目は本当に様々です。
さらに、その板のサイズや加工によっても、雰囲気は変わってきます。
105mmと120mmと150mmの巾の違い、12mmと15mmと30mmの厚みの違い、加工形状の違い、面取りの大きさの違い、などなど、、、。

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いいなと思える空間を演出するために、素材の一つである木をどう活かすか。

来週の水曜日、オンラインセミナー「3人の建築家が考える 暮らしと木のデザイン」が開催されます。
心地よいな、と感じるお家・建築には、きっと私が想像する以上に、ものすごく多くの要素と意図が存在しているのだと思います。
そんなお話をお聞きできるのがとても楽しみです。

200610_オンラインセミナーチラシ500名+

定員を増員しているので、もしご興味ある方はぜひご参加ください。

https://peatix.com/event/1514401/view?k=c4f609cb380ffc318bc82ee0ab9d6c29be38ef92