野地木材工業株式会社

野地木材工業株式会社

スタッフブログ

新入りレポ・Part2 第2回「無垢材のフローリングと塗装」

新入りレポ・Part2の第2回です。

のじもくでは、杉や桧の無垢材のフローリングに合わせて、いくつかの塗装を用意していますが、その中の一つに、「蜜ロウワックス塗装*」というものがあります。

*未晒し蜜ロウワックス:小川耕太郎∞百合子社様の製品です。詳しくはこちら

通常のフローリングの製品には機械で塗装をしていますが、今回は私自らフローリングのワックス塗りに取り組んでみて、感じたことをお伝えしていきます。

 

まず、今回のワックス塗りを行った場所ですが…

4月24日のブログで紹介されていた貸し家で、実はここに住んでいる新入社員というのが私(青木)でした。

4月に入社してから、ありがたいことに平日は毎日働かせてもらっていたので、休みの日を利用して、引越しの片付けをしていたのですが、なかなか終わらず…

5月の連休の天気の良い日を利用して、作業を行いました。

 

作業の前に床のホコリなどを取り除いて綺麗な状態にしてから、塗料をスポンジに少しずつ取り、床の表面の優しく撫でるように塗っていきました。

赤身がより深い色に、埋木がより濃い色になるのを目安にしながら、少しずつ塗り広げていき、ある程度の面積が塗れるごとに、ウエスで拭き取るということを繰り返していき…。

杉のフローリングにワックスを塗っている途中の様子/奥側が塗った後、手前が塗る前

杉のフローリングにワックスを塗っている途中の様子 / 奥側が塗った後、手前が塗る前

4畳半の居間を塗りあげるのに2~3時間ほど掛かりましたが、一口に杉のフローリング、桧のフローリングと言っても、節の様子や赤身・白太の加減、塗料の色のつき方もそれぞれ微妙に違っていて、フローリング一枚一枚の個性を間近に見られたのが面白かったので、時間を忘れて夢中になっていました。

天気が良く、窓を開け放していたこともあり、半日ほど乾燥させただけでも、ベタつきはなくなり、さらっとした手触りになりました。

そして、日が経つほどに自然なツヤが出てきて、色が馴染んでいったので、見た目としては塗る前と比べてもほとんど変わらない状態に。

ヒノキのフローリング / 左:ワックスを塗る前 右:ワックスを塗った後

ヒノキのフローリング / 左:ワックスを塗る前 右:ワックスを塗った後

スギのフローリング / 左:ワックスを塗る前 右:ワックスを塗った後

スギのフローリング / 左:ワックスを塗る前 右:ワックスを塗った後

一番変化を感じたのは、水の弾き方です。塗装無しの状態で1か月ほど過ごしていましたが、水などを垂らしてしまった時にすぐに拭いても跡が残ってしまっていました。

でも、ワックスを塗ってからは、少し時間が経ってから拭いても跡が残らなくなり、掃除がはるかに楽になりました。

今回使用した蜜ロウワックスは、年に1回ほどの塗り直しが必要ですが、その作業を通して、より無垢のフローリングに愛着を持つことが出来るようになるのではないのかなと、今回実際に自分でワックスを塗ってみて感じました。

 

今後も、無垢の木材を使った空間の良さはもちろんのこと、自然素材だからこそ気を付けたいことなど、木や木材の色々な面を、自分の体験も交えながらお伝えしていきたいと思います。

 

次回の更新は6/26(金)を予定しています。