野地木材工業株式会社

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スタッフブログ

杉の小さな羽目板

「杉材で、巾45㎜ほどの羽目板で天井を仕上げたい」とお客様からご要望があり、何とも小さな羽目板を製作しました。

木表にスリットを入れて「小幅板を張っている風」にみせた「小幅板風羽目板」という製品も今まで使っていただいていたのですが、「今回は本当に小幅板で仕上げたい」というご依頼。
小幅板にした小気味良さを出すため、「本実・メスカシ」加工にし、具体的にメスカシの巾や面取りの大きさの指示をもらいました。

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45巾にしたときの、杉の表情(源平の具合、色むら、木目の違い)など、、なかなかきれい。板それぞれの個性も出ておもしろい。
そして可愛い。。
普通の本実品にはありそうでない、メスカシ仕上げの羽目板が出来上がりました。

実際に施工されたら、どんな印象になるのだろう?
気になっていたところ、一部施工された様子のお写真を送ってくださいました。

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一般的な羽目板を張るのと比べ、細かな線が入ることによって、繊細な印象もありますが、一枚ごとの木目の違いや色の個体差なども相まって、確かに小気味良さが出たなと実感。

また、大工さんが現場で板の選別をし、赤身が入っている材を極力はねて張られていたところも一部分ありました。

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色味が白勝ちにそろい、上品な雰囲気です。こうした大工さんがかける手間が見える仕上がりって、良いですよね・・・

今回納めさせていただいた羽目板をふまえて、改良点もご要望としていただきました。
改良したものを内部のアール天井にも使用していただく予定です。
アール天井・・・新たな取り組みです。楽しみ。
考案いただいた新しいデザインの羽目板に、わくわくしながら製作にとりかかりたいと思います!

設計:(株)リオタデザイン様
施工:堀尾建設(株)様