野地木材工業株式会社

野地木材工業株式会社

スタッフブログ

新入社員ブログはじめます。第1回:製材ってどんな仕事?

新入りの森田です。

新入社員レポートを始めることになりました。
新参者の私が熊野で暮らし、野地木材で働く中で感じたこと・学んだことを書いていきたいと思います。

2週間に1回、全12回シリーズの予定です。
第1号の記事は、「製材所」の仕事について、私の視点であれこれ書きたいと思います。

「製材所で働いているよ」
と私の周りの友人や知り合いに説明しても、「???」という顔をされることがほとんどです。

「工場で、丸太から家につかう柱とか板を大きなノコでスライスして、フローリングの加工もしたりしているよ」
と説明して、ようやくイメージできるような、できないような、、、という反応。

DSCF5989

逆に林業の方が、「木こり」というイメージで伝わりやすいようです。
製材所で働いていると伝えているのに、いつの間にか私は「木こり」になっていたり、「大工」になっていたりすることも。
木こりと、大工の間
生き物としての“木(樹)”と、材料としての“木”との間
山と、人の暮らしの間

そんなところに製材は存在しているんじゃないかな、と思っています。
余計イメージしにくくなっているような気もしますが(^-^;

野地木材の本社工場は、四方を山に囲まれた川のほとりにあります。
まさに山と町の間にあるような場所。

DSCF5915

こういう場所なので、未だに携帯電話は圏外です。
杉や桧の山々に囲まれているのですが、山桜、ケヤキ、コナラ、ツツジ、そしてシダなどのいろんな植物が生えていて、四季折々の変化も感じるところです。
冬はめちゃくちゃ厳しい寒さに襲われるのが難点ですが。。。

DSCF6016

長年山で育てられてきた杉や桧は、木こりの方々によって収穫され、丸太の市場に並びます。
私たち製材所は、その丸太を吟味して選び、各々の工場へ持って帰って製材しています。
(その丸太の市場がまた面白く、ワクワクするところなので、改めて記事を書きたいと思います^^)

DSCF5973

「製材所」と一口に言ってもいろんな製材所があり、取り扱っている木の種類も、丸太から製材する木材も、得意とする専門分野も様々。
桧の柱専門のところ、杉の板専門のところ、神社やお寺に使うような大きな木が得意なところ、テーブルやカウンターの板が得意なところ、、、などなど。
そして、丸太から、最終的に私たちが暮らしの中で使える“木材”になるには、いろんな過程が必要です。

では野地木材はどんな製材所で何を作っているのか?
すぐに使える”木材”の状態にする、最後のプロセスまで携わる製材所であり、家や建物に必要なすべての材料を作っています。

DSCF5983

料理に例えたら、大きな牛やマグロを仕入れて、さばいて、それぞれの部位に合わせた下ごしらえや調理をして、ラッピングして、料理店に届ける。
ここまでが私たちの仕事。
それをつかってレシピを考えたり、料理したり、盛り付けをしてお客さんに食べてもらうのが、料理人である工務店さんや大工さんの仕事。
また私たち製材所が、レシピにあわせてさばいて下ごしらえをすることもよくあります。

DSCF6006

まとめると、山に立っている木が家に使われたり、家具に使われたりするまでには、いろんなプロセスがあって、製材所はそのちょうど真ん中あたり。
木こりさんや設計士さんや大工さんや、いろんなプレーヤーがそれぞれの役割を果たしています。
その中で、家を建てるお客さんに喜んでもらうため、素材を吟味し、「つくる」ことにこだわることが、野地木材の役割です。

DSCF5918

あまり知られていない製材という仕事ですが、実はめちゃくちゃ奥が深くて面白いのです。。。!
その面白さについて、このブログシリーズでお伝えしていきたいと思います。

第2回:5/22更新の予定です。お楽しみに!