野地木材工業株式会社

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スタッフブログ

熊野材の息吹を感じとる男、檜作孝明は知っている。

皆さんこんにちは。

台風18号が日本中を暴れ回りました。

皆さんの地域は大丈夫だったでしょうか。


考えてみれば2年前、熊野地方を襲った大水害も9月でした。

それから台風がくる度に、僕らの地域が台風情報の際、よくテレビに出るようになりました。

おかげで、全国のお客様からご心配の連絡を頂戴することが増え、なんだか恐縮しております。

今回の台風は大丈夫でした。被害はゼロです。ご心配ありがとうございました。

台風去って、なんかすっかり秋を感じるようになりましたね。

どうも、のぶたかです。


9月某日、熊野市の隣、御浜町でめだたく上棟式が行なわれました。

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施主さん(写真奥)は僕と同世代、そして大工さん(写真手前)も同じ世代です。

施主さんはペンキ屋さんで、地域でがんばっている腕のいい職人さん。

この熊野地域は毎年どんどん新築着工棟数が減っていっているのはさることながら、ハウスメーカーやフランチャイズ系住宅会社が増え、地元の工務店、大工さんのシェアが減っています。ということは、熊野の木で建てる家も同時に減っているということになります。

熊野の木が使われなくなると、当然山にとって、製材所にとって死活問題。これが続くとやがて熊野の山から木は出てこなくなり、製材所は減り、熊野に建つ家の木材に、熊野材が使われなくなってしまいます。


そうなるとまさに、やばいんです。かなりまずい。


そんな中、競合他社に打ち勝てるよう、こだわりの家づくりに取り組んでいるのが、今回の施工会社である檜作建築さんです。

檜作さんは「地元地域に、あるべき家作りとはこうだ!」という高い志から、2年前に地元の建設会社を辞めて独立。数々の工務店からのオファーを断って檜作建築を立ち上げました。
檜作建築を立ち上げる際に、奥さんに

「貧乏させてしまうかもやけど、ええかな?」
と名言を掘り込み、

奥さんも負けじと
「やりたい事やって。うちあんたについていく」
と返すという、

伝説的なエピソードを酔っぱらった勢いで教えてくれました。

なんて睦まじい夫婦愛。・゚・(ノД`)・゚・。

同世代の僕は、そんな事できるかなーと、リコンの心配してしまう自身が恥ずかしくなりました。
ま、聞き手の僕もかなり泥酔してたので、だいぶ話しが盛られているかもしれませんが、檜作さんという男は、熱い男だと言う事です。


で、今回の住まいは手刻みにこだわり、自分で刻み、木材はもちろんすべて熊野材、CADを巧みに使い倒してプランニング、設計も自分でこなし、コストダウンと差別化を図るイケテル大工さんです。

檜作さんの人柄も優しく素敵、それもあって新築の依頼が殺到しているようです。


やはり、地元に建つ家は熊野材じゃないと。

そうでなければ、いくら他の地域で熊野材を使ってもらったとしても、地元で熊野材の家が建たない限り真の熊野材ブランドなんてありえません。熊野に住むみんなが、熊野の山と木材に誇りを感じて、家を建てるなら熊野の木以外ありえないというマインドになって欲しい。

その為に、よその住宅メーカーに負けない家作りや宣伝活動をしていかないといけないんです。


しかし現実的に、規模の小さな工務店、大工さん個人の力では、いい家作りはできても、その他の競争力が乏しいのも現実です。

それを解消する為には、仲間を作り、人を集めてチームを作って競争に打ち勝つ取り組みが必要だと思うんです。

僕はそれができれば必ず、負けない林業、負けない地域工務店になると信じています。


そこを目指して僕らの世代がいま、やる時だと感じています。

大手住宅メーカーに比べて弱い部分もたくさんありますが、地元業者にしかできないハンパない強みもたくさんあります。めっちゃめちゃあります。

それを活かせていないのが今一番の課題なんです。

ひとつひとつ課題をクリアしつつ、「熊野はハッピーな地域だ」と皆が思えるように、ガンガン活動していきたいと思います。


かつ、日本全国の皆さんに「家は熊野の木で建てたいわ」「熊野の木で家建てて良かったわ」と感じてもらう為にも、引き続きあちこち飛び回っていきます!!!!!!!


やるよ〜☆


今日も東京出張だーい♪♪