今日はM-1を見ました。
笑い飯優勝。
見ていて思ったのは、
「技術だなぁ~」ということ。
なんだかんだ言って、やはり笑いを取る(漫才で)技術が一番あっての優勝だったなーと
感服してしまいました。
ただ、「笑い」というのは、技術だけではなく、空気感やその場の雰囲気でも
おもしろいを勝ち取る事ができる。
だからこそ、漫才の技術が高い芸人は、当然売れるのかといえば、
必ずしもそうではない。テレビにバンバン出ている芸人のネタだけで比較すると
実はテレビにあまり出ていない芸人の方が技術は高かったりする。
だからこそのM-1だったのだろう。
技術力を競い合う。
それでこそ、笑いの技術の向上に繋がると。
売れる為の競い合いは、技術以外の違う勝負も必要になってくるし、
どちらかといえば、技術は2番、3番ぐらいの必要優先順位かもしれない。
今年でM-1は終わりだそうだが、M-1ってすごく羨ましいなと思った。
僕らの業界にもそういった、技術を競い合う競技会みたいなのがあったらいいのに。
大工さんの世界にはあるらしいけど、
製材もあるのかな??
とにかく「売れたら勝ち」という勝負だけでは、なにかおもしろくない。
理不尽なこともいっぱいあるし、僕には納得できないこともたくさんあるもの。
利益や売上だけじゃなくて、
「技術力」や「表現力」、「提案力」、「先進性」とかさ、
「どの工場が一番すごいか」かという、数値的に比較できるような勝負が
できるような場があれば、もっともっと僕たちの業界は
レベルアップできたりするんじゃないかなーと、
笑い飯の漫才を見て笑いながら、そんなことを考えてた僕でした。