野地木材の事務所に使われている手摺です。
桧の手摺で、10年以上使われている手摺です。
見てほしいのは、ホッチキスが手摺に写っている程ツヤが出ていることです。
無塗装のままで10年間手摺として使われてきました。
木は使われるほどツヤが出て、傷も汚れも消えます。
消える事はないですが何処が汚れていて何処が傷なのか気にならなくなってくるのですね。
そこが無垢の良いところです。
新しい物を買うと普通は汚れや傷で見た目が悪くなってきますが、無垢はどんどん良くなってきます。
だから、無垢の内装を使っている人は傷や汚れにあまり過剰に気にしてはいけません。
10年後、20年後の年月を経た深みを味わえるのです。
手入れはしなければいけませんが、付いた傷、汚れはそのうち深みへと変わり、ツヤを出して住み始めた頃以上の価値がでてくるのです。
おぉ~、美しい。
こういう本物の美しさを
もっともっと伝えていかなくてはいけない。
ホントに「無塗装」ですか???
素晴らしい輝きです。
ウチの木たちも成熟していくのを楽しみに育んでいきたいです。
やっぱり本物はいいですね(^^)
小川様
そうなんですよ。ツヤを出す方法は塗装すれば出ますが、後は劣化するだけです。使い込んだツヤは劣化しませんからね。蜜ロウワックスを塗ってたらもっとツヤが出ていたかも。野地木材の事務所のフロアは蜜ロウワックスと無塗装で分けています。もうすでにツヤが出てきてます。
加藤様
自分の生活に近い木からツヤがでてきます。机なんかも出ますよね。杉でも出るんですよ。 無垢を使うなら汚れや傷を気にしてはいけない。 あくまでも私の個人てきな考え方ですが。