みなさんこんちにちは。
ブログご無沙汰しておりました。
野地木材のみんな、ブログに当てる時間が確保できない・・・・
オファーがちょっと、、、重なってまして、、、、パンパンなんです。。。。
事務所も現場も。
くっっっっっ・・・・・・・・・・・(T_T)
いつもココに来てくれている方々には、誠に申し訳なく思います。
ごめんちゃい。のぶたかです。
さて、今日も私は出張で出ております。
ビジネスホテルからのブログです。
先程、JRの駅で「せんとくん」のポスターを見かけました。
奈良県いま盛り上がっていますもんね。
せんとくんもよく見かけます。
せんとくんが生まれた当初、賛否両論でしたよね。
「きもい」とか、「かわいくない」とか、否定的な意見が多かった。
しかし、その論争が功を奏して、逆に「きもかわいい」キャラとして
今は定着して、皆さんに愛されているという、皮肉な結果になってるのは
皆さん周知の事実です。
ただ、僕はせんとくんを見る度に、少し悲しい気持ちというか、
寂しい気持ちになってしまうんです。
なんでだろう。
なんなんだろう、この気持ち。
まるで、駅で疲れた顔をしてバスを待っているサラリーマンを見てるかのような
まるで、檻の中に閉じ込められたゾウを見ているかのような
そういったもの悲しさを感じてしまう。
だけど今日僕はわかってしまったんです。
そのワケに。
それは、
おそらくせんとくんが生まれた瞬間、世の中の多くの人々に心から「かわいい」と
言ってもらうために生まれて来たのだと思います。
せんとくんも、その宿命を存分に理解し、並々ならぬプレッシャーと決意を胸に
生まれて来たはずなのです。
しかしながら、現実はどうでしょう。
「きもい」 「きしょい」 「こわい」 「かわいくない」
予想だにせぬ出来事が起きました。
「嫌われとるじゃないか。ぼくは。」
せんとくんはそう思ったはずです。
「かわいい」を狙った、お坊さん+鹿の角。
思いっきりスベッてしまったものだから。
しかし、現在は「寒笑い」が起きて、「かわいい」ともてはやされて。
でも、せんとくんに向けられている今現在の「かわいい」は、
せんとくんが欲しかった「かわいい」とは、別のニュアンスの「かわいい」であるのです。
「寒かわいい」なのです。
言うなれば「あははかわいい」と言うような
まず笑われてからの「かわいい」。
笑われるを経てからの、「かわいい」。
これは、つらい。
ハンサム 二枚目ならぬ、三枚目キャラになってしまったんです。
だから、せんとくんはもっとキャピキャピして、かわいがられたかったはずなのに、
今では三枚目キャラを理解し、陽気に振る舞っているのです。
「みんな僕を笑って下さい」と
三枚目キャラを演じているのです。
なりたかった自分は、今の自分じゃないのに、、、、
でも、世の中のニーズは、そこにあって、、、
奈良県を背負って、、、
お坊さんを背負って、、、
鹿を背負って、、、、、
必死で陽気に振る舞っているんです。
そんなせんとくんの顔を見てると、
僕はどうしても胸が張り裂けそうになる。
うっすら涙すら浮かぶ。
あぁ、せんとくん。
そんな悲しい目で
僕を見ないでくれ・・・・