野地木材工業株式会社

野地木材工業株式会社

スタッフブログ

デジタルとアナログ

みなさんこんにちは。

雨の多い季節がやってきました。

嫌だなーと思う人の方が多いのかもしれませんが、

雲りがち、雨がちの後には、ギラギラ太陽がちの熱い夏がやってくるのです。

それまで少し潤っておかないと。恵みの雨で。

のぶたかです。

野地木材では、遅ればせながらデジタル化に向けて徐々に製造の現場も、管理してる事務所も
進んでいます。デジタル化といっても、IT化やパソコン化するというだけではなく、
仕事や会話を「数値的根拠」を踏まえて進めていこうというデジタル化であります。
木材の仕事は、いまいち数値化しにくい仕事です。

なぜなら、一本一本木が違う。

特に「化粧材」のように「人の感性」が大きく関わってくるような製品の数値化は
なかなか困難を極めます。
デジタルで言う、0と1の間みたいなものもたくさん出てきてしまうんです。
しかも、同じ人でも日によって0と見るときと、1と見るときと違ったりもしてきます。

そういった、ある意味「感情論」によるアナログな仕事をいかにして
デジタルに置き換えていくかという、業界の常識からいけば「無理じゃない?」と
言われそうなところを追求しようと試みています。

一概にデジタル化と言っても、何をデジタル化しようとしているのか。

いくつかにフェーズは分かれます。

【木材の等級を数値化】
「原木の等級」 「半製品の等級」 「製品の等級」や
「節の具合の等級」「加工精度の等級」などなど。

【作業(仕事ぶり)の数値化】
「加工の最大能力と、一日の加工量の差」「製材加工歩留まり率の現状と目標」
「ムジ率、フシ率、欠品率の割合」「適正在庫量と現状の差」
「事務管理の工数と能力の差」「受注の機会損失の割合」などなど。

【財務状況の数値化】
「キャッシュフロー計画と現状の差」「販売計画と現状の差」
「経費計画と現状の差」などなど。

デジタル化していくにつれて、いろんな要素に対して「ものさし」が出来上がってきます。
今まで「感」に頼ってやってきた仕事に対し「比較」できる対象(数値)が見えてくるので
誰が見ても「今どうなってるのか」がわかるようになってきます。

すると、みんなでそれを見ながら「話し」ができるようになってきます。
だんだんと、社長の考えていることもわかるようになってきました。

みんなで同じ数字を見ることで「社長はこの数値を、どうしたいのだ。どうすればできるのだ」
ということを、みんなで知恵を絞って、同じベクトルに進んで行くことができるのです。

とにかく、まず現状を数字で知り、数字で目標を立て、数字もとにPDCAをまわしていくことが
日々の忙しい仕事の中でも、ムダを省きつつ全員が同じゴールに向かってエネルギーを
集中していくことができるのだと実感しています。

もちろん、数字数字といっても、実際の現場において
机の上で考えた数字通りになんて、いくわけないです。無理無理。
それと、数字だけで表しきれない仕事もやはり、たくさんあります。

やっぱり基本は現場。
5ゲン主義です。徹底的に。
1.現場、2.現物、3.現実、4.原理、5.原則

この基本がしっかりできていてこそ、デジタル化できるわけで
デジタル化というのは、アナログのパワーを最大限に活かす為の
ツールなのだという位置づけで我々は現場からデジタル化を進めていこうと奮闘中です。

みなさん、
今度野地木材に来たときに、なんでも数字で質問してクダサイ。

なんでもピッチリ明確な数値的根拠を持ってお答え致しますので。

あ、

いや、

お答えできるよーになりたいなー

なんて

思っている段階ですか。今はまだ。

Techno_Background.jpg