僕は桜の写真を撮るのがあまり好きではない。
なぜなら、散ってしまった桜を見ると、寂しくなるから。
残したくないのだ。
美しい桜なんか残したくない。
写真なんかには。
ましてや、
桜の写真をブログに載せるなんてのは、すごく耐え難い。
散りゆく運めの桜が、侘しく見えるから。
しかし、
今日の帰社時のタイミングでの桜は違った。
まさに
咲いていた。
雪がちらつくような、とても寒い夜なのに
今夜の桜は、熱烈に咲いていたんだ。
気がつくと僕は車を止めて
桜の木の下に立って、
ただただ見上げていた。
今日の桜はいつものような寂しさなんて微塵も感じさせない。
まるで永遠に溶けないソフトクリームを見ているかのようだ。
僕は無意識のうちに写真を撮った。
一枚だけ。
一枚で十分だった。
いや、
一枚だけが良かったんだ。
僕はカメラを大事にカバンにしまい、
車に乗って家路についた。
家では昨日僕が作ったカレーを
妻殿がチンしていた。
僕のために。
今日僕は、
桜を写真に収めても寂しくはならなかったのに、
カレーを口に入れた瞬間
なんとも言えない侘びしさが込み上げてきたんだ。
一晩寝かせたカレーの旨みと共に。
詩人やなぁ~。のぶさんは、
こんばんは、刈手です。
おしまいに、さくらがなかったらどうしよう。
と、、、おもったのは僕だけでしょうか?
さいこ~におもしろい。
と、、、おもったのは僕だけでしょうか?
刈手さま
コメントありがとうございます。
見てくれているだけでも大変嬉しく思います。
コメント頂くと俄然嬉しく思います。
喜んでもらえたのなら悶絶して気絶しそうになってしまいます。
あぁ、、、あぁ、、、嬉しいぃぃ。