今回は[板材の反りと反り止めの関係性の研究 ]5回目でございます。
前回は乾燥による反り具合を検証いたしました。
今回は湿気によって強制的に板を反らせてみせようと思います。
コケの生えた地面に直接板を並べて、裏面は湿気の多い状態。表面は日が当り乾燥してくるといった状態です。
こうする事で板は表面に反ります。
前回から使用している、裏溝の深さを変えた4枚の材料を使い、どの様に反り方が変わるか実験したいと思います。
現在ほぼ反りのない状態です。
この状態で1週間待ちます。
さて、どの様に板の反りが変わるでしょうか。
では、1週間後お会いしましょう。
興味深い実験ですね。ところで今回実験に使っている板の含水率は50~60%の間ですが、グリーン材の桧だとこのぐらいなのでしょうか?
ああ、これは[乾燥による反り実験]に使用した材ですので、G材を仕様したのです。その時の当初の含水率ですね。
製材直後の含水率って事です。