野地木材工業株式会社

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なあなあ日常

日本を象徴する気風、組織、考え方、宗教、学問などについて綴ったエッセイ集。
司馬遼太郎 「この国のかたち 二」、読了。

知り合いの方からオススメされて買った本。
想像していたよりも読みやすく、かつ、読み応えのある本でした。
この本の最後の章は、なんと「スギ・ヒノキ」。

メモ1(抜粋)
日本建築史は、スギとヒノキの壮麗な歴史でもある。
スギ・ヒノキは、共通して柾目(木目)がとおって美しい。
白木の肌が赤ばんで心をなごませ、ともに香りを放つということでも
用材としての個性は他の木とくらべものにならない。

メモ2(抜粋)
スギは板になる。
静岡県の登呂遺跡では、紀元3世紀ごろの村落遺跡からスギ板が発見された。
板は、丸太よりも多目的に使える。
つなぎ合わせれば、どんなに広い平面でも作れてしまう。
スギは、京都、桂離宮で建築美として利用され、出世した。
スギの軽み、やわらかさ、涼しさなどが好まれ多用された。

メモ3(抜粋)
伊勢神宮、出雲大社、京都御所、法隆寺はすべてヒノキで出来ている。
ヒノキは数百年経っても尚、強度を増すといわれている。
伊勢神宮の20年事の遷宮にはヒノキ。 
なによりヒノキであらねばならない。
ナラやカシでは乙女の肌のような若やぎがない。

杉・桧が持つ美的感覚と歴史。
日本が本来持っているこうした美しいものを
新しい日本の土台にしたいという願いが込められていたのかなぁ、
と思いました。

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三浦しをん 「神去なあなあ日常」を読み始めました。
この本もまた、オススメされて買ったものの少しだけ読んでそのままにしていましたが
先日、別の方にもすすめられ「そんなにおもしろいんだ」とようやく続きを読む気に。

三重県の山奥にある村を舞台に繰り広げられる林業の物語。
この本から学ぶことも、ありそうです。

COMMENTS & TRACKBACKS

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  1. 文学的に杉・桧を学ぶってなんか新鮮ですね。
    本から学ぶことって本当に多いものです。
    読書の秋に、読んでみようかと思います。
    それにしても専務さんの妻殿ブログには笑いました!!
    でもなんだかんだ愛されてるんですね!わかりますよ!

  2. A・T様。
    読み易いのでさっくさく!読めますよ!!
    すこ~し文学にひたりたい夜に。。。オススメです!
    あのブログは・・・みなさんから面白いと評判で
    専務は喜んでおります。笑。