こんにちわ、お久しです。
三男です。
雨がよく降りますね。
今日も日曜にも関わらず、出社したのは良いのでが
相変わらずの大雨です。
1時間に100ミリとか降りますね。この地方は
特に尾鷲の矢ノ川峠なんかは山また山を抜ける一応国道42号線なのですが、
ほぼ抜け道のない生活道路のくせに大雨が降るとすぐに通行止めになります。
うちにも尾鷲市から出社してくる従業員がいるのですが
その人は大雨が降ると帰れないので車の中で寝て、そのまま出社してきます。
そんな話はさておき、とても先日大きな丸太を社長が製材しました。この丸太です。
右下の男性が野地社長です。
社長がわざわざリフトを先導して丸太置き場から丸太を持ってくる時は
その日の段取りを完全に無視した行為をする前兆。
すなわち
社長の趣味の時間に入ることを意味しています。
社長が右手に大事そうに持っているのはおそらく「寺島工務店」さんから
送られてきた「破風」の原寸大の図面です。
しかしこのでかさはノコの「セリ」にぶつかるのではないかと言うほどの大きさです。
「セリ」とは写真で赤丸で囲っている部分の事です。
回っている帯ノコが外れないようにする為の安全カバーの役割をする物です。
あまりにもでかい丸太を挽くとこのセリにぶつかってとんでもない大惨事になります。
今回はぎりぎりセーフってとこでした。
しかし今回の丸太は余裕で樹齢200年はたっているであろう大物でした。
でも中は腐りも無く、ドンだけ挽いてもムジ、
すごい丸太と出会いました。
この写真は、寺島工務店さんから送って頂いた原寸大の破風の図面を当てているところです。
お寺の破風ってものすごい湾曲しているが為にこんな大きな丸太か大曲の丸太で挽くしか無いのです。
さて、今回は特別にこの丸太から破風をとるまでの製材風景の一部始終を動画で納めていますので興味のある方はご覧になって下さい。