どうも。常務です。
今回は杉の赤身についてのご報告です。
赤身というのは丸太の芯に近い部分で、字の通り赤い色の部分です。
この赤身と言う部分は腐りにくく、建築材におきましてはその腐りにくい特性を活かし外部や水周りに使用されてきました。
今日は皆さんにどのくらい赤身が腐りにくいか、はたまた白太との差をご紹介させていただきます。
この丸太、伐採後結構な年月を経ています。
大きい丸太です。
200年くらいですか?
違う?
まあ、この腐った丸太。
ひとすじ鋸を入れるとこうなります。
分かりますでしょうか?
外側の方は腐っていますが、中の部分は腐っていないでしょう。
近づいてみましょうか。
ほーら ほーら
腐っているのは周りの部分、つまり白太の部分だけなのです。
綺麗に残っていますね。
杉の白太は腐ります。
けっこう腐ります。
気をつけてください。
腐りますよ。
私が言うのもなんですが。
ですが、
赤身は腐らない。
白太と赤身の腐り方には皆様の想像を超えた差があると思います。
なので、材は使い分けましょう。
「適材適所」
まさに! ですね。