こんにちわ
常務です。
さて、最終章[板材の反りと反り止めの関係性の研究]です。
それでは前回までのおさらいをしますね。
まず最初にやった実験が、製材したばっかの未乾燥材に反り止めを入れて乾燥機に入れる。と。
この4種類の板
○反り止め 75%
○反り止め 50%
○反り止め 25%
○反り止め無し
この板を乾燥させ反り具合を実験することに。
その結果は
○反り止め 75%→ほぼ反らず
○反り止め 50%→ほぼ反らず○反り止め 25%→ほぼ反らず
○反り止め無し →ほぼ反らず
こんなくだらない結果でした。
で
その次が
このように 下は地面で湿気がある状態。上は直射日光で乾く状態。
この状態で強制的に反らしてみました。
結果は。
○反り止め 75%→大きく反る
○反り止め 50%→まあまあ反る
○反り止め 25%→あまり反らない
○反り止め無し →ほぼ反らない
といった、反り止め関係ないっぽい実験結果でした。
そして最終章。
2番目の強制的に反らした材を裏返して伏せる。
逆反り。というやつ。
では、見てみましょう。
○反り止め 75%→ああ、反ってますね。
見事な逆反り。
○反り止め 50%→あらら。 さっきより反ってますね。
○反り止め 25%→あれ?あまり反ってないですね。
○反り止め無し →反ってます。
うん。
結果は。
反り止めによる関係性は無し。
でした。
ありゃあ。
最後は締まらなかったですね。
まとめますと。
・反り止めは表反り(通常の反り方)に対して全く逆効果である。
・逆反りに対しては効果がない。反りに対しては別の要素があるのでは。
こういうことです。
寂しい結果ですね。
これにて、実験終了。
※この実験は全ての材料に対して適応するわけではございません。
反りに関しての1つの意見程度で思っておいてください。






















非常に興味深い実験でしたので、コメント失礼します。
結論としては、今回の実験では
反り止め25%が一番優秀だったという事でしょうか?
ちなみに、ウチで扱ってる他の製材業者さんの反り止めの形状は
「平べったくて巾のある溝を2列」(深さ2mm×幅20mm程度)
とかも多いですが、溝が2列という点だけはどこも一緒みたい
ですね。
実際現場で使用するように実の部分から釘で強制的に打ちつけた
状態と、この実験の様にまったく何の拘束もされてない状態との
反り具合の差(伸び縮みが大きく関係しそうですが)みたいなのも
ありそうな気がします。
通りすがり様
コメントありがとうございます。
■「平べったくて巾のある溝を2列」(深さ2mm×幅20mm程度)
↓
私はこのくらいの溝の深さでよいのではと考えております。
というのは 実験からも分かるように反り止めでは反りは止まらないと思っております。
しかし今までの反り止めを無くし板が反ってしまった場合に反り止めが無いからなのでは?とクレームがつきかねません。
ですので、通常通り反り止めを入れると。
入れなくても良いと思っていて、でもしょうがなく控えめに入れてるんだと思います。
勝手な想像ですが。
広くするのはデザイン上の事だと思います。
見えない裏まで作り手の思いがあるのですね。
野地木材の反り止めにもさらに「良さ」を追求してこだわりを持って作っていきたいです。
■実際現場で使用するように実の部分から釘で強制的に打ちつけた
状態と、この実験の様にまったく何の拘束もされてない状態との
反り具合の差(伸び縮みが大きく関係しそうですが)みたいなのも
ありそうな気がします。
↓
これは大いに関係ありますね。
湿気と材の伸縮。
長くなりそうなのでこの辺で終わりますが、材の伸縮についてもそのうち実験していきますね。
施工辺なんかも。
いつもお世話になっております 板のそり止めは、必要ですね
溝がないと板を張るとき 根太と板が密着しにくいのでしっくりいきません この前作ってもらった天板を使ってテーブル出来たのでブログにアップしました また見に来てください♪