野地木材工業株式会社

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スタッフブログ

木の町くまの

皆さんこんにちは。

なんか雨ばかりで、スカッとしませんね。
ただそれは、僕が雨を嫌っているのではなく、スカッとしないことを嫌っているわけで、だったら晴れてれば自動的にスカッとするのかと問われれば、一概にそうとも言えないと言わざるを得ないのがこの世の常で、何がスカッとするのか早く見つければいいと思うのですが、そこも何か違うのかもしれないと考えるただの天の邪鬼な僕です。
ややこしいです。大人とは特に。
のぶたかです。
さて、地元の林業関係者が集まって熊野材の普及、啓蒙活動をしている、熊野林星会という団体があります。僕はいまその団体の会長をさせて頂いております。
熊野市を「木の町」とするべく、市民の皆さんにいろいろとPR活動をしているわけですが、この時期、熊野林星会最大のイベントがたて続けにあります。
まず、夏休みの終盤「親子木工教室」を開催しました。
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100名近い親子連れが集まり、皆さん汗をかきながらせっせとノコギリとカナヅチを駆使してそれぞれの作品を作っていました。
このイベントでは、建築組合の若い大工さんにも指導のお手伝いを頂き、子供も親も大満足な笑顔で、出来上がった作品を持って帰っておりました。
からの、9月6日、7日と、熊野市文化交流センターにて小学生を中心とした「木の町くまの 木工コンクール」を開催。親子木工教室で作った作品を出品してくれた子供さんももちろんおりましたし、夏休みの大半を費やしたであろう、かなり作り込んだ作品もたくさあり、全部で228点の素晴らしい作品が集まりました。
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クオリティーが高いのはいつもながら、びっくりするばかりですが、それよりも作品を見ていて「ものづくり」を「木材とのふれあい」を楽しんでいる感がすごく出てて、僕もつい嬉しくなってしまいました。
木工作品の隣の空きスペースでは、建築現場から出た端材を利用した「積み木コーナー」を作りました。思いのほか子供たちが積み木遊びに熱中していました。
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ということで、これらのイベントを通じて僕が感じた事。
木材とふれあうということは、めちゃ楽しいことなのだ!ということです。
木材とふれあう機会がないことが、木材の良さ、楽しさを知ってもらえない一番の要因なのではないだろうかなと。
そして、僕らが勝手に木材に対して、林業に対して自虐的になっている部分もあったような気もします。林業が盛り上がっていた遠い昔を、なぜか基準において物事を考えていたからでしょうね。つまり、調子に乗っていたのです。いまだ乗っているかもしれませんし。
だから、自ら木の良さをPRすることなんてまったくしてこなかったわけです。
その結果が昨今の林業の悲惨な体たらく。
しかししかし、こういうイベントすると、本当に誰もが木材に対して心地よさを感じてくれているわけです。
昔とは木材の良さの感じ取られ方は少し変化しているかもしれませんが、木が嫌いなんて人は、そうそういないということに今更ながら気づきました。
そして、無垢の木とどう付き合っているかわからないというとまどいや、不安がたくさんの人が持っているという課題を、今後どう解消して行くか、そしてもっともっと木材とエンドユーザーの接点を増やして行かなければならないという、大きな使命を得たと思います。
それがきちんとできた暁には、熊野は「木の町」になっているはず。間違いない。
うん、そうだ。
熊野に住んでる皆が、木が好き。
そんな町にしたい。
で、それを実現するか否かは、僕ら次第なのだな。